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zoom RSS 1980年代 香港(21)ー若い仲間編ー

<<   作成日時 : 2018/06/25 16:28   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 19 / トラックバック 0 / コメント 2

 Y夫人が帰国され、奥様会の雰囲気はガラリ一変しました。

 特約店の奥様の中には、私より年下もいて、全体的に若返った分、和気藹々と楽しいランチ会になりました。

 (前は楽しくなかったんか?? )

 私は若い彼女たちの仲間に入れていただくようになりました。

 なんと!私の知らないところで、こんなにも楽しい集いをしていたのか?
と驚くほど、彼女たちは海外生活をエンジョイしていました。
遅ればせながら仲間入りした私は、時々、夜の集まりにも参加するようになりました。
お互いに、連れ合いの出張が多いので、誰かの家に集まってカレーパーティーやら、おでんパーティーやら、焼肉など、気楽に集まり、ビデオデッキのある方の家で日本のテレビ番組を見せてもらうこともありました。

  そういえば、Y夫人から

 「〇〇会社のトップの方のお宅で、ビデオ上映会をするから、あなたもいらっしゃらない」
などと誘われたこともありましたが、気を使うばかりで、お茶の用意などを手伝わされるのがオチですから、上映されたものの内容など頭に入るはずがありません。
 
 私が年上の方との付き合い方が下手だったのでしょうけど、いつも気が進まないことばかりでした。

 同世代の友達との集まりでは、タメ口で話せるし、どこにも気を使う必要もなく、条件抜きに楽しいわけです。

 時には我が家にも来てくれて、私のピアノでカラオケ大会もやっていました。

 ある年のクリスマス頃。
男性たちが会社関連の忘年会だという日、若めの奥さんたちで集まりクリスマスパーティーをしよう!ということになりました。

 場所は我が家に決まり、同じ会社のK夫人も含め、特約店の若いメンバー3人と合わせて5人での計画です。
 (夜なので、近い人限定で集まりました)

 500円程度のプレゼント交換をするという企画も立て、ひとりが2個ずつ準備をすると決めました。

 アイちゃんが

 「ねえねえ、みんな、その日はちょっとおしゃれをしようよ」
と、提案し、ハードルがあがりました。

 その日。

 私は、食事の用意などもあるので、普通の家で着るようなワンピースでした。ジーンズよりは、おしゃれということで。

 タクシーで一緒に来た3人は、いつもより少しだけランク上の洋服を身にまとい、ワイワイガヤガヤ。

 そこにK夫人が登場しました。

 一同、目が点!!

 う〜〜〜ん。

 どうなんでしょう。

 バブリーな、、、そう、平野ノラをイメージしていただくとわかりやすいかも。

 思いっきり派手で、ちょっと時代遅れのドレスは、光っていました。布がサテンのようでした。

 大きな携帯電話こそ持っていませんが、肩パットの厚みは、平野ノラに負けていません。
胸にはパールの3連ネックレスがジャラジャラして、大きめのイヤリングがさらに目立っていました。
そのまま、お立ち台直行でしょうか。

 いえ、それほどのスタイルでもなし

 子連れの彼女は、私たちの中でも一番年上で、年齢以上にとても落ち着いた雰囲気の方です。
 その彼女が、ちょっと時代遅れの(←シツコイ!) ドレス姿で現れ、一同、言葉が出ませんでした。

 ご本人もすぐに自分だけが浮いていることに気付き、

 「えーーー!? だって、おしゃれしようって言ってたじゃない」
って。

 はい、おっしゃる通りです。間違っていませんよ。

 おしゃれの方向性はともかくとして・・・。

 


 食べたり、飲んだり、歌ったり、、、さんざん楽しんだ最後に、プレゼント交換です。


 私は、イギリスのボーンチャイナ製(陶磁器)花のブローチを2種類、用意していました。

 500円なんかで気の利いたプレゼントなんか見つかるはずもないので、私は値段に関係なく贈りたいものを選びました。

 そう考えたのは、皆さん(K夫人除く)同じだったようで、それぞれに結構な品物を用意して来ました。

 誰に当たるかわからないプレゼントながら、メッセージカードもつけて、きれいにリボン掛けしてありました。

 それらのプレゼントを歌を歌いながら、隣へ隣へと送っていく方式でプレゼント交換することになりました。
 こういう提案のほとんどは、アイちゃんがします。

 アイちゃんの掛け声で、プレゼント回しが始まり、歌が終わるとキャーキャー言って、みんな子供のようでした。
はい、私も心から楽しんでいました。

 私のプレゼントが当たった人は、

 「わ〜〜素敵〜」
と、喜んでくれました。

 私も、その時もらった化粧ポーチは、ずいぶん長いこと利用していました。

 その中で、アイちゃんが手にしていたのは、普通のドラッグストアの袋でした。

 中を覗いた瞬間に
 「えーーーー」
っと、ほぼブーイングのような低い声で、ガッカリ感をモロに表しました。

 その手にあったのは、なんの変哲もないシッカロールでした。

 「暑い香港で、何かといいかと思って・・・」
と、言ったのはK夫人でした。

 ああ、やっぱり、どこかズレてる。。。


 モロにつまらなそうな顔をしたアイちゃんをなだめるように、2回目のプレゼント交換をして、なんとかその場の雰囲気は戻りましたが、やれやれ。。。

 もうひとり、シッカロールが当たったわけで。

その方は、とても偉大なる大人でしたので

 「私、こういうの欲しかったの。香港の夏には助かるわ〜」
と、おっしゃって大喜びなさっていました。(まだ12月ですけど)

 K夫人は、「そうでしょ」と、ご満悦の様子でしたが。。。

 そんなこんなで、ちょっと危なっかしい場面もありつつも楽しいクリスマスパーティーは終わりました。


 ・・・・


 その後、若い人たちの集まりにK夫人が呼ばれなくなってしまいました。

アイちゃんが

 「やっぱり、年齢制限を設けよう」
と、言い出したからです。

 「ええ〜?そんな〜」
と、口々に言いながらも、自然とその後はK夫人に声がかからなくなってしまいました。

たぶん、私も声のかかる頻度は減ったと思います。


 私に声がかかった時には、私はK夫人に彼女たちとの集まりのことなど、いっさい言えなくなり、ナイショで行動するようになりました。

 
 こういう仲間はずれ的なことをするというのが、、、大人でもあるのですね〜。

 いや、子供以上に怖いです。

 K夫人は、今で言うところの「天然」なのだから、Y夫人のような罪深さはないと思うのですけどね。

 私はK夫人とも適度につきあいつつ、アイちゃんたちのお誘いにも乗るという・・・八方美人を貫きました。

 海外では、八方美人もひとつの手ではあります。

 が、これはこれでまた、あれこれといわれるものでありまして、

 なかなか生きていくということは大変なものでございます。
 
 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
このような狭い世界でジェネレーションギャップは厳しいでしょうね。
ユーママさんは気が付いてしまい両方へ気をまわさなくてはならない分大変でしたね。
パック
2018/06/26 07:31
パックさま
実は、彼女と同い年の方が、シッカロールを喜んで受け取った方でして・・・。ジェネレイーションギャップという括りではないようなのです。年齢制限をするなら、その方も外されるわけですが、お子さんもいらっしゃらず、我々と感覚的に近かったことで枠内に入ったという感じでした。

会社の関係者なので、おつきあいはほどほどにしないと、厄介なことになります。
八方美人は、どちらからも話を聞かされ、適当に相槌を打つことになり、その相槌が
「yu_mamaさんが言ってたわよ」
になってしまうし・・・面倒な世界です。

だから、今は会社関係の方とはお会いしたこともありませんで、プライベートなおつきあいも、ごく少数の方としかしておりません。しかも、我が子のようにお若い方に、おつきあいしていただいています。(笑)
yu_mama
2018/06/26 14:51

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