消えたワンピース

え?「消えた」シリーズなの??

推理もの??

これが、狐につままれたような話だ。

日本に帰ってきて、暑い日が多く、七分袖のワンピースを着用して出かけた。ニット系のワンピースで、洗濯は手洗いと表記されている。

1度着ただけで、しかもそんなに遠出したわけではないから、まだ、洗濯しなくて、もう1回くらい着ちゃおうかな~と、思った。

1度着たものは、タンスなどにはしまわない。ウォーキングクローゼットとも言えないほどの狭い空間に、ハンガーで吊るしておく。

それからしばらくは、半袖の薄物でも暑いくらいで、ニット系は着る機会もなかった。


パープル系のニットワンピースは、私のお気に入りだ。私は、自分ではパープルが一番似合うと思い込んでいる。本当のところ、何色も似合わなくなったな~と、鏡の前で悶絶することが多いのだが、パープルだけは、まだ許せるような気がする。

年齢を重ね、私のように色黒で派手な顔立ちをしていると、本当に着るものに困る。若い頃は、顔が派手なのだから、洋服は地味でバランスが取れていた。黒を着ることが多かった。が、今、この年齢で黒を着てごらん! 葬式を連想させるだけだ。似合わない。悲しいくらい、どの色を顔に近づけてもしっくりこない。

その中で、パープルは貴重な色だ。(と、自分で思っているだけなんだけど)

さて、今日は、友達のコンサートの日。

昨日の夜になって、そうだ!パープルワンピースを着て行こう! チャララランランラン チャララランランラン
自然と、「そうだ!京都へ行こう!」の曲、そう、「私のお気に入り」のメロディーが口から出る。

そういえば、このところクローゼットを開けるたび、あのパープルのワンピースを見かけていないけど、あったっけ??

と、探すが、、、ない。

え??

遠くもない記憶を辿る。

確か、あの時に着た。で、まだ洗濯はしなくていいよな~と思って、一旦は、洗面所に持って行ったものを持ち帰り、クローゼットに吊るした。

絶対 吊るした。

間違いなく吊るした。


だったら、あるでしょ!クローゼットに。

昨日は、土曜日の夜。合唱練習の後に、飲兵衛11人で「反省会」をした。とくによく飲む2名と一緒に、瓶ビールをどれだけ空けたかわからないほど飲んだ。

深夜に帰宅して、ガサゴソガサゴソ 家探しだ。

クローゼットをくまなく探すが ない。

念のため、洋服ダンスを探すが、ない。

娘に、

「ねえねえ、私のパープルのワンピース知らない?」
と、聞いてみる。

「え?」

洗濯したものなら、間違えて娘の部屋に行くこともあるだろうが、洗濯していないものが私の部屋から出るはずないよね!という娘の推理で、ふたりで懐中電灯を使いながら
クローゼットの中を探す。

ない。

だいたいさあ、小さなものじゃないんだから、落ちていればすぐにわかるよね。

と、言いながらも、洋服を吊るしてある床まで探す

何度も、何度も、すべての衣類を動かして隙間を見るが、ない。

1時過ぎているし、もう諦めよう。

仕方ない。

コンサートには、グレイのワンピースにすることにした。

娘が
「もし見つかったら、どこで見つかったか、ちゃんと教えてよ」
と、言って部屋を出て行った


私も知りたいさ。


で、今朝、私は仕方なくグレイのワンピースを着て、支度を始めた。

でもねー、やっぱりパープルの方がいいよな~。 今日のコンサートは、高校時代の友達のやっているアンサンブルの演奏会で、高校のクラスメイトが多数集まる。先日のクラス会には、中国から参加できなかったので、皆さんにお会いするのは4年ぶり。一番似合うと思う色のものを着たいというのが「乙女心」もとい、「昔の乙女」の気持ちというものだ。

昨日も夜中にさんざん探したが、朝になって、グレイのワンピースを着たにも関わらず、なんとなく諦めきれずに、クローゼットの中を探した。

クローゼットには、洋服を吊るすところと、引き出し式の収納があり、昨夜、引き出しの中まで調べたのだし、引き出しの上には、バスケットが置いてあり、パジャマやら普段のTシャツなどがくしゃっと入っているが、そこまで調べた。

まさか、マイケルが咥えてベッドの下に入れてないよね~と思って、そこも確認済みだ。

ひょっとして、間違ってスーツケースにしまったかもしれないと思って、そこも昨夜 見たさ。

で、クローゼットの中のバスケットの中に入っている衣類を、ひとつひとつ丁寧に取り除いていたら、ひとつの洗濯物袋のようなネット状でありながらも、中が見えないファスナー付きの袋が手に触った。

昨日も、それはそこにあった。だが、袋だけだと思って、他のTシャツなどと一緒にガサッと持って、横にずらして、カゴの中を調べていた。

その袋物を、うん??? と、思って、ファスナーを開けたら、


な、な、なんと

綺麗に畳まれたパープルのワンピースをがあるじゃないの!!!

「あったーーーーー」

娘が
「え???どこに?どこに???」

それにしても、なんでそこに??

ワンピースが自分から入るわけないし、ファスナーを誰が閉めるの?

私でしょ。

私しかいないでしょ。

なんで、そこに入れたか


思い出した。

佐賀に行く時、黒いワンピースでの移動は嫌だな~と思って、着替えればいいかと思いつつ、でも行きはギリギリの到着になるかもしれないから、着替える暇がないと言われていて、だったら帰りだけでも、と、着替えを用意したんじゃない。

誰がって

私でしょ

私が、パープルのワンピースをそこの袋に入れたんじゃない。ニット系でシワになりにくいから持って行くのにちょうどいいって、そう思ったじゃないの。

ところが、やはり荷物になるし、帰りも黒いワンピースにカーディガンかスカーフでアレンジしてくりゃいいじゃんって、決めたんじゃないの

誰が?って、

そりゃ、自分だろうが。

自分で荷造りして、やっぱりヤーメタって思って、そのまま置いてったんじゃない。

全てを思い出したが、たかが1週間前のことなのに、綺麗に忘れていたというショック。

あ~~ ヤダヤダ。

歳はとりたくない。

これは、92歳の父よりも記憶力悪いかも。。。



あ、だからタイトルは、消えたワンピースじゃないですね。出てきたワンピースか!?(笑)

この記事へのコメント

2017年06月05日 00:06
「忘れられたワンピース」 では いかがでしょう?(^O^)
ホントにねえ。私も、その手のことが ここ1~2年で増えました。
どう考えても 私がやったに違いないことなのだけど・・・でもユーママさんと違って、私は それすら思い出せなくて、ゼッタイこぶたたちのどっちかの仕業だ、なんて言い張って呆れられたり^^;
今からこれじゃ、先が思いやられるなあ。。。

でも、パープルのワンピース、出てきてよかったですね
2017年06月05日 09:40
なんでそこに入れたか?
思い出した
まだまだ大丈夫
あたしなんか ゼッタイ 思い出さない
たぁくんママ
2017年06月05日 10:06
これはショックですよね~
私だったら、立ち直れそうにないなぁ~
でも、すっかり思い出したのは、さすがですね。
思い出さないのが、怖いそうですね~
探し物って、精神的にも疲れますね~
yu_mama
2017年06月05日 11:18
キーブーさま
そうですね。持ち主に忘れられたんですよね~~。(笑)
この手のことが増えてくると、自分が信用できなくなります。多分、なんでもきちんと意識をして行なっていないんですね。佐賀に持っていかないことになったのなら、袋から出してハンガーに吊るす!ということをせねばならないのに、意識がそこに働かないのです。それが問題っちゃ~問題でして。
今回のワンピースに関しては、自分以外に犯人はいないわけですが、それでもマイケルを犯人に仕立ててみたあたり、キーブー様と一緒です。

これが深センで起こりましたら、絶対に、夫の責任追及していると思います。なんで、夫がワンピースか!?は別として。(笑)
yu_mama
2017年06月05日 11:20
seizi05さま
慰めて頂いているのか、、、
安心して良いやら・・・
まあ、笑って過ごすこと、クヨクヨしないことですね。(自分に甘い・・笑)
yu_mama
2017年06月05日 11:24
たぁくんママさま
立ち直らないと、こんなことの繰り返しで、立ち直る暇がなくなってしまいますもの。
笑って朗らかに忘れましょう。って、忘れちゃアカンの話ですけど。(笑)
朝に見つかったので、クヨクヨする間も無く、着替えて出かけたら、そんなエピソード付きのワンピースであったことすら忘れている能天気の私です。

見つかって、そのストーリーを思い出したことで、安堵というところです。自分に甘いもので。
どりばる
2017年06月06日 11:07
諦めきれない気持ち~すごく共感!

お気に入りのワンピースが袋に入ったわけ=プロセスを 芋づるのように
解明していく・・・ちょっとした推理小説より面白いです
すべてを解明できて よかった よかった。
まだ大丈夫!笑
yu_mama
2017年06月06日 22:54
どりばるさま
ここぞ!という時に、これ!って決めていたワンピースでが見つからないとなると、往生際悪くジタバタしてしまいます。諦められないですよね。

袋から出した瞬間に、やってもた~~!ですわ。ストーリーを全部、漫画に描けるほどスラスラ思い出しましたわ。(漫画は描けないんですけど・・・笑)

その袋に、なぜ入ってたか!?そのプロセスを思い出せなくなったら、病院に行きます!

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