家族ってなんだろう?(9)ー私の変貌ー高校から大学へ

高校受験のための勉強をしていた頃、ラジオの深夜放送が流行していた。 中学が遠いので、朝は6時前に起きなければならないというのに、深夜1時からの放送を聞きながら勉強していた。 当時の私は睡眠時間も少なく、通学にも体力を奪われ、勉強をやってもやっても父から怒られ、学校にいる時だけが息抜きの場だった。 父が望む東大一直線の高校への受…

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家族ってなんだろう(8)ー中学時代ー

子供時代、私と妹の通う学校は違った。私は大学の付属小学校にバス通学していた。妹は近所の公立小学校に友達と集団で徒歩通学だった。 学校から帰れば勉強が待っている私と、友達と遊びに出て行く妹とでは、生活のリズムが全く合わないので姉妹共通の思い出はない。 それどころか、家の中で会うことも少なかったような気がする。 両親と妹が…

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家族ってなんだろう(7)スカーレットに思う

朝ドラ「スカーレット」を観ていて、時々涙が出る。 はちゃめちゃ破天荒なおとーちゃんはドラマの中では既に亡くなってしまったが、自分の思ったように家族を振り回す生き方を貫いた。 とくに長女の喜美子への風当たりは強かった。 長女は賢いのに進学させてもらえず、借金を抱えた呑んだくれの父のため、父が見つけてきた女中の仕事をしに大阪に出さ…

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パンデミックは想定内です。

とうとうと言うべきか、やっとというべきかパンデミック宣言が出て、今や欧米を中心に世界全体がアタフタしています。 でも、これもっと前からわかっていた想定内のことです。 早い時期に強硬な姿勢でウィルス対策をしなかったのですから、どっちもこっちもあっちもそっちもウィルスだらけになってしまいました。 ヨーロッパではマスクをする…

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皆さん同じことを思っていることでしょうが

ここにきて、やっとの水際対策ですか。 「中国、韓国からの入国者に対して、然るべき施設にて2週間の待機を要請」 って。 全国の皆さんが「遅いわ」と、言ってる声が聞こえます。 私が深センでの感染をかなり身近に感じて、逃げるように帰国したのが2月3日です。 ザルのような成田で肩透かしを喰らいながら、簡単に入国しま…

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日本も感染拡大

「家族シリーズ」を書いている状況ではなくなりました。 日本の新型肺炎感染拡大に心を傷めています。 中国からの帰国者たちは、不自由な生活をすでに1ヶ月以上している人たちも多いです。 春節休みが1月24日からでした(日本人学校は23日から休みでした) 一時帰国をした方々は、ご主人だけが深センに戻りました。 残された家族は、自分…

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新型肺炎と深センと日本と私。

ご無沙汰しております。 新型コロナウィルスのニュースで持ちきりになり、日本は中国に続く感染者の多い国として世界から敬遠されるようになってしまいました。 なかなかご報告できずにおりましたが、まずは、夫も私も元気でいることをご挨拶がわりにお伝えします。 きっと、「どうしているか?」と、ご心配くださっている方が、ひとりかふたり、…

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新年快楽! <新型肺炎について>

シリーズの途中ですが、日本の友達からの心配メールなどが相次いでいます。 ここで新型肺炎と現在の深センのこと、私自身のことを書かせていただきます。 今日は旧正月の元日です。 みなさま、新年快楽! 新年好! 今年もよろしくお願いいたします。 ご心配をいただいている新型肺炎ですが、広東省の保健局から数日前より、たびたびメッ…

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家族ってなんだろう(6)役割分担

父の敷いたレールに乗っかり、私が父の望む小学校に合格したことで、私を自分の思う通りの人間に仕立て上げようと決めたのだと思う。 たぶん、それは自分が厳格な父親からされてきたことの受け売りだったのかもしれない。 母から聞いた話では、その頃、父は「自分が長女教育をする」宣言をしたそうだ。 妹については母に任せることとし、家の中で…

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家族ってなんだろう(5)両親の長女への思い

私にはおもちゃも絵本もなかった。(車と車の絵本は、引っ越しの時に消えていた) 生まれる前に用意されていた 岩波の「世界少年少女文学全集」50巻だけが本棚に並んでいた。 母は私にお菓子を与えなかった。 煮干しと、鰹節の削り終わりの小さいかけらと、バターの包み紙が私のおやつだった。 鰹節が小さくなって、もうすぐ私の手元に来るとい…

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