白血病との闘い(3)白血病の疑いは消えた?(4/2〜4/13)

3月30日の発熱は、一旦は下がったようだが、
4月2日に38度を超える熱を再び出した。

口内炎ができ、喉のあたりにも痛みがあって
水を飲み込むのも悲鳴を上げる痛さに加えて、
下痢も起こしているという。

近所のクリニックを訪れると、腸炎かもしれないという診断だった。
念の為、妹から血液検査を要望し採血してもらった。

4月6日(土)クリニックに血液検査の結果を聞きに行くと、

「炎症反応や白血球数が多いのは問題ないとして、
 出てはいけないものが出た」
と医師から言われたという。

Metamyeloというものは骨髄の中にあるべきもので、
血液中にあるのはおかしいとのこと。
これが出ているということは、白血病の疑いがあるという話で、
近所のクリニックでは対応しきれないため、
総合病院に行くように指示されたという。

7年前に腸炎で入院したことのある病院に紹介状を持って行くと、
いろいろと検査し、結果は8日の月曜日にと言われて帰宅。

妹には娘が2人いるが、次女のCちゃんは去年の6月に結婚し
妊娠中だった。
4月7日、戌の日、あちらのご家族と妹もいっしょに
神社に腹帯をいただきに行くことになっており、
その帰りには会食も予定されていた。

妹は、ここでも体調がかなり悪い状態にも関わらず無理をして出かけた。
たぶん、本人は無理という気持ちはなく、
娘の大事な日だから行くのが当たり前という意識だったことと思う。
口内炎と下痢の最悪の状態ながら、遠くまで電車で出向いた。

Cちゃんは看護師をしている。
妹は今の状態をCちゃんに簡単に説明しておいた。
体調不良を理由に会食には参加せず、来た道を戻った妹は、
翌日の月曜日、検査結果を聞きに恐る恐る総合病院に行った。

そこでは、
「これは感染症からくるもので、心配ないと思いますよ。
 白血病の可能性はゼロではないけど、かなり低いと思われます。
 今の症状が落ち着いた頃、もう一度血液検査をして、
 それでもまだ出るようなら、その時また来て下さい」
と言われたという。

ホッとした妹は、すぐに最初のクリニックの先生に報告し、
ひとりで笑ったらしい。
「白血病なんて美人がなる病気じゃない。私がなるわけないわ〜」

これを私にメールしてきたので、夫に伝えて、
よかったわ〜と私は言ったのだが、
夫は不審に思ったようだった。
 「クリニックの検査で出た結果は、なんだったの?」
と。
今思えば、夫のその言葉は正しかったのだが、その時は、
なんで白血病じゃなかったことをこの人は素直に喜べないのか?
と、夫にちょっとイラッとした思いを抱いていた。


妹は、以前にも色々と忙しさが集中した時に大腸炎を起こして
入院したことがあった。7年前のことだ。
結局、いろいろな検査をしても大きな病気というわけでもなく、
過労とかストレスという曖昧な説明で終わったと思う。
腸内の検査をしても、病気は発見されず一過性のものだった。

今回、実家の父の一連の騒動から施設入所までの全てを
妹がひとりで進めてくれて、同時進行で義母様のお世話もあった。
次女Cちゃんの結婚もあり、
Cちゃん新婚旅行出発の日に義母さまがお亡くなりになり、
施設からの引き上げや空き家の片付けなど、
いろいろなことが重なっていた。
だから、今回も疲れから体調を崩しただけだと思っていた。

「じーじのことや、おばあちゃんのことが一応ひと段落して、
 今度は初孫出産のCちゃんの世話にシフトだわ」
体調不良にも関わらず、妹は自分の役割があることを
喜んでいるかのような言い方だった。

妹とは、そういう人だ。

実はこの時、口内炎も下痢もちっとも良くなっていないため、
かなり痩せてしまっていた。
食べられるものといえば、赤ちゃんの離乳食だけだったらしい。


妹の姿を一番身近で見ている長女のSちゃんが
「お母さん、Cちゃんが里帰り出産でウチに来たら、
 またまた大変だよ。」
と、心配の声かけをしているが、
それに対して
「家にいて、Cちゃんが育児に専念できるように、
 お掃除、洗濯、炊事をするのと、
 沐浴のサポートだから、そこまで大変じゃないと思うよ」
と答えたという。

その時のことについて、
私は妹とメールでお互いの性格の違いをやりとりしている。


私なら、長女のSちゃんの心配に対して、
「やっと親の介護がひと段落して、やれやれっていう時に
 娘の里帰り出産で、またまたてんてこ舞いになるかもね。」
と答えると思うと言い、こういうところが姉妹で違うね、
と話していた。

 母が入院していた時に、妹は遠くから病院へ来てくれていた。
地下鉄で案外スイスイ来られるから大丈夫!と妹が言うたび、
私の方が近いし車で行っているのに、毎日はしんどくて大変だと
憂鬱だった。そのことを思い出し、

「あなたが平気よ〜って言うたび、
 私は平気だとは答えられないことに、自分を責めてたわ。
 あなたにできることが、私にはできないんだなって思ってた」
と、少し妹を責めるような言い方を私はした。


このやりとりが4月13日だった。

3日後、妹は入院することになる。

 

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