白血病との闘い(2)ランチと発熱(3/29 〜3/31)


春休みの一時帰国中、3月29日に妹と新宿で待ち合わせをした。

父が施設に落ち着き、
(妹の)義母の葬儀後の煩雑なことが一応ひと段落ということで、
私は妹をねぎらう気持ちもあった。

いつもより少し(かなり)贅沢なランチを計画し、
西新宿の超高層ホテルの最上階レストランに妹が予約を入れてくれていた。

待ち合わせの場所で会った時、

「あれ?妹って、こんなに色白だったっけ?」
と、私はふっとその顔色の抜けるような白さに目を奪われた。

今思えば、あの白さは健康的な白さではなく、
貧血のような少し具合の悪そうな顔色だった。

一瞬ふっと思ったものの、話し始めたらいつもと何ら変わりないので
そういうことを瞬間に思ったことすら忘れ去り、
妹には何も言わなかった。

後々、ああ、そういえば・・・と思い出したくらいなのだが、
今考えれば、あの時にすでに体調不良だったのに
無理して出てきてくれたのではないかと思う。
そして、たぶん、妹本人が体調不良には気付きもせず、
無理しているという実感はなかったのだと思う。
妹とは、そういう人だ。
自分の体調より約束を優先し、その目的に意識がある限りは
自分の体調不良にも気がつかないような人だ。

そういう性格というか、考えるより先に行動すると自分で言っている妹
だからこそ、この病気を引き起こしたような気がしてならないのだが、
この性格ゆえに治療が順調に進んだのだとも思っている。

そのあたりは、これから徐々に記すとして。


その日は西新宿で、
昼からワインを飲んでフレンチの超豪華贅沢コース料理を堪能した。

料理の後は、ゆっくりできるラウンジでのケーキタイムを
あれこれのおしゃべりと共に楽しんで、夕方5時ごろに新宿駅で別れた。

31日には、従兄弟たち男子グループ(70代のジジ軍団)が、
父を囲む会を企画していて、妹は父を連れて行くことになっていたが、
妹は前日から熱を出し、その任を1人の従兄弟に託した。

つまり、私と贅沢ランチをした翌日(30日)に発熱したことになる。

それを思うと、私と会うために新宿に出てきた時、
発病していた可能性がある。
あの青白い顔色は、それからの恐ろしい病気の前兆だったのかもしれない。

妹は、その発熱を
「じーじを連れて男の従兄弟会なんかに出たくないっていう
 拒否反応だったと思う。精神的な発熱よ」
と、メールで言っていた。

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