アンダンテに・・・

アクセスカウンタ

zoom RSS 歳をとるということは・・・

<<   作成日時 : 2017/12/20 00:18   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 21 / トラックバック 2 / コメント 9

父が背骨の圧迫骨折をしてから、記事を更新する間も無く、1週間が経ってしまった。

 何もなかったわけではない。

 それどころか、毎日、次々と事件が起こり、妹は父に振り回され続けた。今も進行形。


 ざっと時系列で並べれば、
12日 腰が痛くてたまらないから、早く来てくれ。 で、圧迫骨折だったことは前記事の通り。

13日は、妹は義母様のところに行っていたが、父からの電話 「熱がある」 で、すっ飛んで行った。

 肺炎かインフルエンザか?と、心配したが、翌日には下がってホッとした。

 このまま平穏に過ぎるかと思われた15日の金曜日、妹はまた義母様のところに行っていたが、
父から電話
 「めまいで転倒し、頭を打ったが血は止まった。」
というものだった。

 背骨の圧迫骨折もあるところに、転んで頭を打ったとあっては、放っておくわけにはいかない。妹は、また義実家から駆けつけた。何度も言うようだが、義実家と父の住まいとでは、方向が全く違い、妹の家からはどちらもエラく遠い。

 電車での移動中に、私たち家族(娘夫婦や息子)のグループチャットで、やりとりする。情報共有ができ、妹ひとりでは決めきれないことも相談できるのはありがたい。

 頭の怪我は、見た目には、たんこぶができている程度で血は止まっているのだが、背骨の痛さがあるので、救急車を呼ぶことになり、ストレッチャーで運んでもらったそうだ。救急外来での診察では、命に別状あるほどの怪我ではなく、家に帰って良いと言われた。その頃には、娘が会社帰りに病院に到着しており、娘婿さんは、仕事が終わり次第、家に帰って車で病院に向かうと言ってくれた。

 92歳の一人暮らしの人に、「家に帰っていい」という病院に、少しだけガッカリした。これでは、また妹に負担がかかる。頭の怪我はたいしたことなくても、何度もめまいを繰り返し、その度に、耳、背骨、頭と怪我が続いている状況を総合的に判断してほしいと思ったが、入院にはならなかった。

 頭の怪我は後から深刻なことになる場合もあると病院で言われ、妹が泊まることにした。妹は朝から義実家に行き、そのまま実家に駆けつけ、それでも泊まってくれるというのだから、私は、足を向けて寝られない。深センから、どっちが東京の方向やら、と考えながら、妹には「申し訳ない」と、何度も心の中で謝る。

 土曜の朝、父に大きな変化もないという報告に、私たちは安堵した。妹は、夜もあまり眠れなかったに違いない。それでも家事をして、洗濯物が乾いたところで、片付けをしてようやく帰ったそうだ。家に着く頃には、暗くなっていたのではないだろうか。本当に心から感謝する。

 また、火曜には病院に行かなければならないのだし、日曜日くらいは、ゆっくりして欲しいと願っていた。

 その願いも虚しく、、、 日曜の朝、少し寝坊していた妹に、父からの電話があった。

 「今朝、また、ころんだ!と、電話があったの。今回は、ころんだ!としか言わないから、何が起こったかわからないんだけど、とりあえず、今、向かっています。」

 という。8時40分に電話があり、バタバタと用意をして9時8分の電車に乗ったというのだから、驚きの瞬発力だ。 もちろん、朝食も食べずに飛び出たそうだ。

 何度も言うようだが、妹は片道2時間かけて、すっ飛んでいく。

 実家に着いてみれば、顔を見るなり

 「お前が、カーテンのところのS字フックを右端に寄せてったから、俺は、それを真ん中に移動するために手を伸ばして転んだ!」
と、怒鳴ったそうだ。

 父は、洗濯物を外に干すことができず、リビングのカーテンレールに長めのS字フックをかけたところに、洗濯物を吊るしている。そのフックが全て右端に片付けられていたというのだ。

 「お前は、俺の腰の痛みがわかっていない!」
と、ヒステリックに怒鳴ったという。

 父から怒鳴られたり、怒られたことがなく免疫のない妹は、ショックを受けたのだと思う。 いや、私は怒鳴られ慣れているけれども、何千回と怒鳴られても、怒鳴られ慣れるということは、ない。断じてない。怒鳴られるのは、いつでもビクッとして、ドキッとして、悲しくて涙が出る。

 父が、洗濯物を干したくても干せなくて困ったという状況は理解できる。
だが、2時間もかかる娘を呼びつけ、怒鳴ることか? 
2時間の間、妹を待ち続け、それでも怒鳴るテンションを持続していたことにも驚く。
 瞬間にカッとして怒鳴るというのは、まだわかるが、2時間も待って、怒鳴るって、どんだけ〜。

 私は父に言い返せないのだが、妹は、

 「私だって、全てを投げ打って、いつも来てるのよ!」
と、言ったらしい。

 よく言った!!ブラボー!!

 結局、思うに、父は転んでいないと思う。圧迫骨折していて、頭も怪我していて、また転んで平気なはずがない。

 転びそうになった! それだけで、2時間かかる妹を呼びつけ、怒鳴った。いや、怒鳴るために、理由を作って呼びつけたに違いない。

 冷静になってから、父は妹に

 「大きな声を出して、すまなかった」
と、謝ったそうだ。

 これまた、私にはびっくり仰天だ。私は幼い頃から、数えきれないほど怒鳴られ、その多くが理由もわからず怒鳴られたのだが、謝ってもらったことは1度もない。

 なんか釈然としない。娘に概要を伝えたら、

 「え? おばちゃんが怒鳴られたの? え?それで、じーじが謝ったの〜〜〜〜!?びっくり〜〜!」
と、娘も驚いていた。

 それはともかく、父は入院したいと思っているようだが、簡単に入院はできない。病院はホテルじゃないんだから。
ただ、これ以上、一人暮らしは無理だと思う。かと言って、すぐには施設には入れない。お金を払い込んでから3ヶ月経たないと入所できないらしい。

 私たちは、家政婦やヘルパーを派遣してもらえる会社を調べた。妹も調べて、あちこちに連絡してくれた。

 あいにく日曜日で、すんなりと話が決定することはなかったが、社協や地域包括センターにも連携してもらって、今後のことを相談できる手はずはできた。

 妹は、疲れ切った身体で家に戻ると、翌日の月曜日も朝早くから実家に行ってくれた。
ヘルパー派遣会社の方の訪問を受け、相談するためだ。通勤ラッシュの電車で駆けつけた。

 そして、ある程度のヘルパーを確保し、家事と父の見守りなどをやってもらえるよう、指南書のようなものを妹が用意した。

 
 本日、火曜日は病院に連れて行ってくれた。めまいの原因を追求するための検査は、年越してから詳細にするということで決まった。

 まだ、年末も骨折の方の病院に行かねばならないし、妹が休まる時が来るのかどうか、、、

 11月に義実家4回、父のところ7回。 12月は義実家4回、父のところ10回で、まだ続くという妹のことを考えると、私がこんなところでゴロゴロしていて良いのか。。。



 それにしても、歳をとるということは、こんなにも大変なことで、周囲に迷惑をかけてしまうものなのだな〜と思うと、自分の身の振り方を考えてしまう。

 本日の記事は、オチも何もありません。悪しからず・・・。 

 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 21
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた
ナイス

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
これが介護の現実ですか?
 年末に重いテーマの記事で恐縮です。 ...続きを見る
アンダンテに・・・
2017/12/27 21:33
92歳11ヶ月3週
 あと1週間ほどで 93歳になる「父のその後・・・」 は、どうなったかといえば、、、 ...続きを見る
アンダンテに・・・
2018/01/19 09:25

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
本当に大変ですね。そして、良い妹さんですね。
姉妹って、大人になってからも 助け合うことができますよね。うらやましいです。
お父さまは、ずいぶんしっかりされた方のようだから、きっと 今の自分の状態が 歯がゆいのでしょうね。それで八つ当たりみたいなことになってしまうんでしょうけど・・妹さん、今回は きちんと言い返して正解でしたね。お父さまも、きっと いろいろと考えられたことでしょうし。

年を取るって、ホント難しいですよね。
寿命は どんどん延びていくけど、その間ずっと健康でいられるとは限らないし。
私が お父さまの立場になったら どうするかなあ。娘たちに優しくできるかなあって、読みながら ずっと考えておりました。。。
キーブー
2017/12/20 01:21
キーブーさま
今まで年齢を感じさせない以上なまでの元気さだった父ですが、93歳を目の前にして、ガタガタっと老いが押し寄せて来ているようです。
ここまで短期間で次々と事件が起こるとは想像もしていませんでした。
「90歳すぎると、想定外のことが起こるよ」
と、友達に言われていたのですが、本当でした。

父は頭がしっかりしている分、身体が思うようにならないこと、歯がゆいのでしょうね。
八つ当たりは、昔から変わりません。私が幼少の頃から怒鳴られていたのは、多分に父の虫の居所が悪いというのが原因でした。仕事で厄介なことがあると、家で子供が泣くだけで大声で怒鳴るという人でしたから。
言い返せるというのは、今まで怒鳴られた経験がないからできるのだろうな〜と思います。私は父の前では萎縮しかないです。そして、絶対に言い返さない私が言い返せば、火に油をそそぐことになるだろうな〜と思うのでできません。妹は、凄いです。天晴れです。

こぶたちゃんたち姉妹は、きっとキーブーさんの老後を楽しくしてくださると思いますよ。専門知識をお持ちの2号ちゃんが仕切り役になって、幸せな老後を過ごさせてくださることでしょう。あ、もっとも、関ジャニ系イケメンとご結婚されて、母のことどころじゃない、、、なんてこともあるかもしれないですけどね〜。(笑)母はポケモン追っかけて、老い知らずかもね〜
yu_mama
2017/12/20 10:58
以上なまでの → 異常なまでの
yu_mama訂正
2017/12/20 11:00
読ませていただいてるだけで、目が廻りそうです
妹さまのお体を 遠くから心配するしかできないyumamaさんの気持ちが痛いほど伝わってきました。
それにしても、ここまで、よくしてくださる娘に とうとう怒鳴ってしまったのですね お父様!
反省の言葉を言われたのは さすがに娘に愛想をつかされては大変だと思ったのでしょうね
父の暴言に萎縮しかなかったyumamaさんのことを思いはかると、気の毒です 
「すぐ怒鳴る人=嫌われもの」です 私は父に一度も 怒鳴られたことがなかったので
想像すらできません。(陰で母にぐちぐち言ってたらしいですが(笑
妹さまの 切り替えしに一本!ですね


どりばる
2017/12/21 11:05
どりばるさま
はい。目が回ります。私だったら、到底できませんが、妹は身体が丈夫なだけが取り柄!と、昔から自分で言っているくらいの人なので、頑張ってくれています。
父は、自分の体がこんなになってしまったことが悔しくて、残念で、歯がゆいのでしょうが、それを理解してもらっていないと感じたのでしょう。カッときたら、何が何でも怒鳴らねば気持ちが治らないのでね、妹をわざわざ呼びつけて、怒鳴ったのでしょう。

でも、今、妹に背かれたら、、、と、思って謝ったのでしょうね〜。私なら、怒鳴っても大丈夫と思われているようですが、妹には怒鳴った後で「しまった」と思ったことでしょう。言い返せるっていうのが、やはり私とは違います。私はトラウマがあって、絶対に言い返せませんもの。

「すぐ怒鳴る人=嫌われ者」まさにそうですね。その昔、両親が北海道旅行をした時に、ツアーで行ったら、バスの中でも、食事の席でも怒鳴るものだから、母は一緒のツアーの方々に謝りっぱなしだったそうです。もちろん2度とツアーでの旅行はしていません。最初で最後のツアー旅行。母は、帰って来た途端に「こりごり」と言っていました。
周囲の人に不快な思いをさせる迷惑行為ですね。
yu_mama
2017/12/21 16:32
我が家も義父が残ったらと思いながら読ませていただきました。

ただ、妹さんに怒鳴り返されて反省し、謝罪するあたりはお父様の可愛い一面を見たように思えます。
義父は自分が悪いと思っても自ら謝罪する人ではありませんでした。
パック
2018/04/06 08:09
パックさま
男か女か?と言われたら、女性が残ってくれた方が、まだマシかな〜って思います。私たちの母は、若い頃に治療法のない病気になって、74歳で亡くなりました。父が残るのは前々からわかっていたことですが、やはり大変です。男だからというより、父だから大変です。

妹には謝る父ですが、私には絶対にそんなことはありません。それは、自分が妹を育ててきた実感がないから、遠慮もありますし、今は妹しか頼れないので謝ったのでしょう。
私のことは、父は自分の持ち物であり、支配していいコマネズミくらいに思っていますから、怒鳴り放題です。長女と次女は、まったく立場が違うのです。
謝れない人って、いますね。パックさん、大変でしたね。
yu_mama
2018/04/06 11:46
ふふ・・・
ユーママさんお互いにね。(笑)

実は義父の最期は私が一人で看取りました。
長年連れ添った義母でもなく、お気に入りの義姉でもなく主人でもなかったのです。憎くてたまらない長男の嫁(たぶん)
さぞかし心残りだったと思いますよ。
パック
2018/04/07 06:26
パックさま
お互いに、理不尽なことに耐えてまいりませんとね。。。

義父さまの最期をパックさん、おひとりで・・・結局、誰に一番世話になったか!!ということではないですか。どこかで感謝してくださっていたら良いですけどね。
yu_mama
2018/04/08 10:44

コメントする help

ニックネーム
本 文
歳をとるということは・・・ アンダンテに・・・/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる